活用事例
射出成形品に含まれる
ガラス繊維の可視化
撮影装置:phoenix nanotom m
試料寸法:20.5 × 30.5 × 6.5 mm
スキャン時間:45 分以内
活用事例
撮影装置:phoenix nanotom m
試料寸法:20.5 × 30.5 × 6.5 mm
スキャン時間:45 分以内
Issue
射出成形品内部の繊維・粒子の分布・方向の確認、また繊維が全体的にどの方向を向いているのかを可視化することが課題でした。
CTスキャナをもちいれば、射出成形品内部のガラスフィラー、炭素繊維、金属粒子などの分布、方向を全部位に渡って確認することが出来ます。また、繊維が全体としてどの配向を示しているのかを、「繊維配向テンソル」として3Dデータ上に図示することが可能です。
本件では製品内の樹脂の配向や、製品のどの部分にガラス繊維が多く分布しているのかを観察することに成功しました。解析結果は専用ソフトウェアで閲覧可能なVGL形式や、JPEG形式などの連続した断面画像、断面画像を繋げた動画ファイルなどで出力可能です。